「不倫中の彼に離婚してほしい」

そう願っていても、離婚は夫婦間の問題です。彼女である自分がいくら望んだところで、結局は彼と奥さんが動き出さなければ離婚には至りません。

ヤキモキしながら毎日を過ごし、気付けば何年も経ってしまっているという女性も多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、離婚に対する彼の本気度を知るために、離婚する夫婦の前兆について解説していきます。

不倫中の女性にとって「彼夫婦の離婚」は永遠のテーマですよね。

「離婚なんて望んでいないし、今が楽しければそれでいい」と言っている女性でも、心のどこかでは「でもやっぱり、彼と一緒になりたい」って思っているのではないでしょうか。

現実問題として夫婦が離婚することは簡単なことではありません。例え女性と男性とのお付き合いが長く、過去に奥さんとの離婚話がちらほら出ているとしても、実際に離婚に向けてどれくらい本気なのかはわからないものです。

意外なようですが、離婚しようと本気で考えている男性ほど「待ってて」「もうすぐだから」などの期待させる発言はしないものです。

もし彼に離婚話を切り出した時にこれらのような返答をされたら、彼はあまり離婚に対して真剣ではないかもしれません。

離婚する夫婦には前兆があります。 離婚に本気になった男はその前兆を意図して作り出しています。

ここではいくつかの例を紹介します。

離婚は簡単ではありません。もし男性が真剣に夫婦の離婚を考えているのであれば、なるべく日常の諸々を排除して離婚業務に全集中したいと考えるものです。

その間の男性は、離婚に向けて“ゾーン”に入ってしまっているので、女性からすると少し距離を感じることもあるかもしれません。

おそらく彼は「離婚は彼女と切り離して考えたい・進めたい」と考えているので、例え大好きな彼女であっても一時的に距離をとります。

それは、喧嘩したときやテンションが下がった時の距離の取り方ではなく「仕事に集中したいから」という感じの距離の取り方に似ています。もし彼にこのような兆候があったら、そのときはあまりネガティブに考えずに、彼を信じて待つのがよいでしょう。

離婚は結婚の何百倍も労力を要すると言われています。細かい条件の擦り合わせや財産分与、慰謝料の取り決めなど夫婦が離婚をするためには膨大な作業が発生します。彼が実際に離婚に向けて動いているのであれば、これらの作業に忙殺されて心身共に疲弊していることでしょう。

もし彼がいつもよりイライラしていたり、ストレスが溜まっている感じがしたら、そのような事情を察してそっとしておきましょう。気を許している彼女の前だからイライラが出てしまっているのかもしれません。

このタイミングであなたもナーバスになり喧嘩が増えると、「離婚はするけど彼女はしばらくいらないや！」などと、一旦全てをリセットしようという考えにもなりかねません。くれぐれも“今彼がどんな状態なのか”を気遣いながら離婚に向かう彼に接するようにしましょう。

離婚は何かと物入りです。ましてや男性側が有責配偶者となれば慰謝料が発生するかもしれませんし、お子様がいるのであれば養育費の問題もあります。離婚とお金は切っても切れないのです。彼が離婚に向けて真剣に動いているのであれば、離婚にかかる費用を捻出するために今は少しでも節約をしたいと考えるのが普通です。もし彼がデートの時などにお金のことを気にするようになっていたら、それは離婚へ向けて動き始めている可能性があります。

離婚に向かっていない、もしくは離婚を真剣に考えていない男性は、どこかに必ず隠し事があるものです。それが女性を気遣ってなのかそれとも単純に知られたくないだけなのかはわかりませんが、いずれにしても隠さなくてはいけない理由があるということです。

男性はあくまでも家庭を切らないという前提だと隠し事が生じますが、夫婦の離婚を決めた男性はもはや隠し事や誤魔化す必要がなくなるためどんなことでも話すようになります。オープンになった彼から初めて聞く事実もあるかもしれません。それが少しばかりショッキングな内容であったとしても、彼があなたに対して正直でありたいという気持ちの表れなので、ポジティブに受け止めましょう。