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『オトコノキモチ、オンナノキモチ』第二章 高橋慎太郎編

推理型コラム企画『オトコノキモチ、オンナノキモチ』の第二章 高橋 慎太郎編をお届けします。

『オトコノキモチ、オンナノキモチ』第二章 宮下澪(れい)編をまだ読んでいない方はそちらから。

  「もし他にいい人が出来たら幸せになって欲しい。」と澪に伝えた慎太郎の思いはいかに。

  慎太郎編にその答えがあります。

  それでは『オトコノキモチ、オンナノキモチ』の第二章 慎太郎編、スタート。

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僕は学生時代から決してモテる道を歩んでは来なかった。 モテる奴というのは、場を支配できる人間だとつくづく思う。

クラス、部活、サークル、同期。
声が大きい人間が空間を掌握し、そしてなぜかモテる。

それでも大人になるにつれて空間というのは少しずつ細分化されていく。 その細分化された中で、僕はどうやら「話しやすい」というカテゴリーに属するようだった。

「慎太郎先輩ってなんか話しやすいですよね。」

後に妻となる大学の1年後輩の久美にも新歓コンパでそう言われたのを覚えている。
話しやすいかどうかはそちらの事情であって、話しやすくなるよう振舞っているつもりはないので全くピンとはこないのだが、これもまた能力ということらしい。
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いつもん
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